■ はじめに
20〜30代女性の2〜3割は低血圧だそうです。
私自身もずっと低血圧なのですが、高血圧に比べて危険性が低いせいか、
しんどさを理解してもらえないことが多いなと感じています。
そして、低血圧の本人でさえ「これって低血圧の症状だったの?」と
気づかないまま過ごしていることもあると思います。
今回は、私が日常で感じている低血圧のつらさと、
少しでも楽に過ごすためにやっている向き合い方をまとめてみます。
■ そもそも低血圧とは
「低血圧=血圧が低い」というのは分かるけれど、
実際にどういう状態なのかは意外と知られていないですよね。
低血圧とは、心臓から送り出される血液が血管にかける圧力が
通常より低い状態のことを指します。
そのため、体の各臓器に十分な血液が届きにくくなり、
結果として臓器の働きが弱まったり、さまざまな不調が出やすくなります。
「なんとなくしんどい」「朝がつらい」などの症状も、
実はこの血流の弱さが関係していることがあります。
■ 私の低血圧の症状
まず一番よくあるのが、めまい・立ちくらみです。
横になっている状態から急に立ち上がると、視界が真っ暗になって
立っていられなくなることがあります。会社で働いていたときも、
座っている状態から立ち上がってコピーを取りに行くときなどに
よく起きていました。
ふらついたり倒れたりしない限り、周りには体調の悪さが伝わりにくいので、
これもしんどさが理解されにくい症状のひとつだと思います。
次に、朝起きるのがとにかくしんどいこと。
「低血圧だから朝弱い」はよく聞く話ですが、
ちゃんと理由があります。睡眠中は副交感神経が優位になり血圧が下がりやすく、
さらに低血圧の人は血液を送り出す力が弱いため、
脳に十分な血液が届きにくく、起き上がるのが本当に大変なんです。
私は朝だけでなく、会社に着いてからも午前中は強い眠気があります。
午後になると嘘みたいにスッと目が覚めるので、
これも低血圧の特徴なのかなと思っています。
また、友人や家族と比べてすぐに疲れやすいのも悩みのひとつです。
人と一緒に過ごしていて自分だけ先に疲れてしまったり、
常に体が重く感じる日もあります。
女性に多い末端冷え性も、血液が手足まで届きにくいことが原因だそうです。
ここまでは低血圧の症状としてよく知られているものですが、
私が最近調べていて初めて知ったのが「胃もたれ」です。
私は昔から胃が弱くて、中学生のころから脂身が多い肉が食べられませんでした。
ずっと体質だと思っていたのですが、血流が弱いことで
胃の働きが落ちやすいという話を知って、すごく納得しました。
もちろん、今挙げた症状がすべて低血圧だけのせいとは限りません。
他の原因と重なっている可能性もありますが、
“低血圧の人に多い症状”として、私に当てはまったものをまとめてみました。
■ 低血圧の人に起こりやすい不調
低血圧だからといって、すべての不調が直接そこから来ているわけではありません。 でも、血流が弱くなりやすかったり、自律神経が乱れやすかったりすることで、 いろいろな不調につながりやすいのは事実だと思います。
ここでは、私自身が感じていることと、調べていて「なるほど」と思ったことをまとめます。
● 胃もたれ・胃下垂になりやすい
低血圧の人は血流が弱く、胃腸の動きがゆっくりになりやすいそうです。 私は昔から脂身の多い肉が食べられなかったのですが、 “血流の弱さで胃の働きが落ちやすい体質”と知って、すごく納得しました。
● 月経が乱れやすい
自律神経が乱れやすい体質だと、ホルモンバランスにも影響が出やすいと言われています。 私は多嚢性卵巣症候群が原因で月経不順があり、今はピルで周期が安定していますが、 低血圧の人にも月経が不安定になりやすい傾向があるそうです。
● ストレスが溜まりやすい
朝からエンジンがかかりにくかったり、集中力が続きにくかったりすることで、 ストレス耐性が低く感じる日があります。
気圧や気温の変化にも弱いので、 体調とメンタルが連動しやすいのも特徴だと思います。
もちろん、これらがすべて低血圧だけのせいとは限りませんが、 「低血圧の人に多い傾向」として私に当てはまったものをまとめました。
■ しんどい日はやらないこと
最近は朝活が流行っていますよね。
私も午前中を効率よく過ごしたくて、朝一番にブラックコーヒーを飲んで
無理やり体を起こそうとしたことがありました。
でも、低血圧の人は胃の働きが弱くなりやすいと言われています。
実際に私もコーヒーを飲むと胃が痛くなってしまい、
逆に体調を崩してしまうことが多かったです。
その経験から、今は体の調子が悪い日に
「朝から無理に予定をこなそうとしない」ことを意識しています。
自分の体質を受け止めて、無理をしない。
これも低血圧と付き合っていくうえで大切なことだと思っています。
■ 少しだけ楽になるためにやっていること
低血圧の原因は人によってさまざまですが、
規則正しい睡眠習慣や適度な運動が、体調の安定につながることがあるそうです。
私はもともと夜型で、睡眠時間がバラバラになりがちでした。
そのせいか朝のしんどさが余計に強く感じられることも多かったので、
最近は「布団に入る時間を決める」「その時間以降はスマホを触らない」など、
できる範囲で睡眠リズムを整えるようにしています。
また、午前中はどうしても動きづらいので、
体が動きやすくなる夕方にジムへ行くようにして、
無理のない形で運動習慣を作りました。
さらに、自律神経を整えるために、
朝はほんの数分でもベランダや窓際で朝日を浴びるようにしています。
これだけでも気持ちが少し前向きになる気がします。
■ 低血圧と付き合ううえで大事にしている考え方
低血圧の日は、どうしても思うように動けないことがあります。
以前は「なんでこんなに動けないんだろう」と自分を責めてしまうこともありました。
でも、そういう体質なのだから仕方ないと、
あきらめ半分・開き直り半分で受け止めるようになってから
気持ちがずいぶん楽になりました。
・「今日はそういう日」と割り切る
・できなかったことより、できたことを見る
・休むことも生産性のうちと考える
こうした考え方を持つことで、低血圧の日でも
自分を追い詰めずに過ごせるようになりました。
体質とうまく付き合うためには、行動だけでなく、
ありのままの自分を受け止める心の余白も大切だと感じています。
■ まとめ
低血圧は高血圧に比べると命の危険は少ないと言われていますが、
日常生活の質を大きく下げてしまうことがあります。
私自身、お医者さんに「低血圧だけど高血圧じゃないから大丈夫」と
言われることがよくありました。
昔はそれを聞いて「そんなものなのか」と思っていましたが、
いざ低血圧について調べてみると、
日ごろ感じていた悩みが低血圧とつながっていることが多くて驚きました。
また、高血圧には明確な診断基準がありますが、
低血圧には基準がなく、本人が困っていなければ
特に処置もされないことが多いようです。
調べていて感じたのは、
低血圧そのものが不調を引き起こすというより、
低血圧の人に共通しやすい体質(血流の弱さ・自律神経の乱れやすさ)が、
いろいろな不調につながりやすいということです。
私自身も、
・午前中の強い眠気
・胃の弱さ(コーヒーや柑橘で痛む)
・ストレスの溜まりやすさ
こうした症状が全部つながっている気がしています。
もちろん、すべてが低血圧だけのせいとは限りませんが、
「体質としてこういう傾向があるんだ」と知っておくだけで、
対処法が分かり、気持ちが楽になることもあると思います。
この記事が、低血圧でつらい思いをしているあなたの
症状を理解する手助けになればうれしいです。


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