実家暮らしって「甘え」だって言われることもあるけど、
資産形成という視点で見ると、めちゃくちゃ最強の選択です。
私自身、20代で1000万円を貯められた大きな理由のひとつは、 間違いなく“実家暮らし”でした。
今日は、実際に私が実家暮らしをして感じた メリット・デメリットを資産形成の目線でまとめます。
▶︎ 私が28歳で資産1000万円に到達したときの話はこちら
実家暮らしを選んだ理由
まず、私が実家暮らしを選んだ理由はシンプルで、
・給料が低かった
・一人暮らしの固定費がきつすぎる
・無理に自立して生活が苦しくなるのが嫌だった
この3つでした。
そもそも手取りが15万円しかなかったので、一人暮らしをしたら資産形成なんてとてもできませんでした。
会社の近くに家を借りたとしても、家賃・光熱費・食費を払ったら、自分の娯楽に回せるお金はほとんど残らないだろうな…と感じていました。
「自立のために一人暮らしをする」よりも、
「まずは生活の土台を整える」ことを優先した結果、実家暮らしを選びました。
とはいえ、社会人で実家暮らしだと冷たい視線を受けることもありますよね。
「一人暮らしをしないと自立できない」という空気もあるし、
実際、一人暮らしをしてみないと分からない親へのありがたみや成長もあると思います。
でも私は、無理に自立して生活が苦しくなるほうが怖かったし、
親に甘えられる環境があるなら、感謝しながらその選択肢を使うのもひとつだと思っています。
いつか恩返しするつもりで、今は実家で生活しています。
実家暮らしで実際にどれくらいお金が貯まったか
手取りの現実
新卒で入社した当時の手取りは15万円ほどでした。
そこから5年働きましたが、残業を多くした月でも20万円に届くか届かないか。
基本的には18万円台であることが多かったです。
事務職だったので残業はほとんどなく、
「この給料で一人暮らしをするのは現実的じゃない」とずっと感じていました。
実際、周りの事務職の方に聞いても
「とても一人暮らしはできない」と言っていて、
一人暮らしをしている人は誰もいませんでした。
女性が一人暮らしをする場合、
2階以上・オートロック付きなど安全面も考える必要があります。
そうなると家賃はさらに上がり、
私の手取りでは趣味に使えるお金はほとんど残らないと感じました。
ボーナスは年に2回、各40万円ほど出ていました。
ただ、コロナ禍でボーナスがゼロになった会社もあったように、
「毎回必ずもらえるものではない」という不安もあり、
あまり当てにしすぎないようにしていました。
もし一人暮らしをしていたら、
家電の買い替えや更新費、急な出費で
ボーナスはあっという間になくなっていたと思います。
実家暮らしだったからこそ、ボーナスは
「積立が間に合わない月の補填」や「緊急用の貯金」として
余裕を持って使うことができました。
だからこそ、資産形成を始めてからは
「実家暮らしで本当に良かった」と心から思っています。
実家暮らしだからできた積立額
実家暮らしだったおかげもあり、つみたてNISAの積立額は
最初から毎月10万円に設定していました。
つみたてNISAの年間上限額は120万円なので、
毎月10万円積み立てれば、毎年満額まで積み立てられる計算になります。
つみたてNISAの積立額の平均は月6万円ほどと言われていますが、
正直、一人暮らしをしていたら月1〜2万円が限界だったと思います。
つまり、平均額すら積み立てられなかったはずです。
家賃・光熱費・食費を払って、さらに安全面を考えた物件に住むとなると、
私の手取りでは積立に回せるお金はほとんど残らなかったはずです。
だからこそ、満額積立ができたのは
「実家暮らしという環境があったからこそ」だと強く感じています。
実際にどれくらい貯まったか
資産形成をしようと決めたのが2023年2月・25歳の頃です。
このときの全財産はおそらく200万円ほどでした。
最初は個別株にも手を出しつつ運用していましたが、
2024年4月には資産が450万円ほどに増えていました。
ただ、投資の素人が個別株で勝ち続けるのは難しいと感じ、
2024年4月からはつみたてNISAを中心に積立投資へ切り替えました。
その後も毎月10万円の積立を続け、
2025年4月には640万円、
そして2026年1月、28歳のタイミングで
目標としていた1000万円に到達しました。
資産形成を意識してからの3年間で、
資産は約800万円増えたことになります。
正直、1000万円に到達できたのは
この数年の相場がとても良かったことが大きいです。
ですが、貯金だけでは絶対に届かなかった金額なので、
実家暮らしで固定費を抑え、
自分の限界まで積立に回せた環境がなければ
達成できなかったのは間違いありません。
実家暮らしのメリット3つ
メリット①:様々な費用が抑えられる
一人暮らしをすると、家賃だけで毎月5〜7万円はかかります。 さらに、生活を始めるための家具家電の初期費用や、 家電の買い替えなどの出費も避けられません。
実家暮らしなら、これらの費用が丸ごと浮くので、 その分を積立投資に回すことができました。
また、食費や光熱費もほとんどかからない、 もしくは少額で済むことが多いです。
私の場合は、携帯代・交際費・たまに買う好きなものくらいしか支出がなく、 自然とお金が貯まる環境でした。
メリット②:家事が分担できる
実家暮らしだと、本来一人でこなすべき家事を分担できるため、 家事に多くの時間を取られることがありません。
その空いた時間で資産形成の勉強をしたり、 将来について考える余裕が生まれました。
資産形成は長期戦なので、 モチベーションを保てる環境にいられたことは 本当にありがたかったです。
メリット③:心の余裕が生まれる
一人暮らしだと、 「今月の家賃どうしよう」「生活費がギリギリ」 といった不安が常につきまといます。
実家暮らしはその不安がない分、 仕事や将来のことを落ち着いて考える余裕がありました。
心の余裕は、資産形成において本当に大事です。 焦りや不安が少ないほど、冷静に判断できます。
実家暮らしのデメリット3つ
デメリット①:自立感が薄れる
実家にいると、どうしても「守られている感」が強くなります。
それが心の安定につながる一方で、
家事の負担が少なかったり、生活のすべてを自分で管理しないため、
自立が遅れるというデメリットは確かにあります。
デメリット②:恋愛がしにくい
一人暮らしを経験している友人に聞いても、 実家だと門限を決められたり、心配されて帰りの時間に気を遣ったり、 相手を家に呼びづらいという声が多かったです。
私自身も、外でデートしていても 「何時に帰ってくるの?」と親から連絡が来て、 気持ちがそちらに向いてしまうことがありました。
そういった意味では、恋愛面では一人暮らしのほうが自由度が高いと感じます。
デメリット③:自由度が低い
実家だと、生活リズムが家族に左右されることがあります。 入浴や食事のタイミング、トイレの順番など、 どうしても気を遣う場面が出てきます。
また、親が部屋に入ってきたり、生活音が気になったりして、 自分の作業や趣味に集中しづらいこともあります。
「完全に自由な生活がしたい!」という人には、 実家暮らしは少し窮屈に感じるかもしれません。
まとめ:まとめ:実家暮らしは資産形成に強い。でも向き不向きがある
実家暮らしは、資産形成という点では圧倒的に有利です。
家族との関係が良好で、許してもらえて、職場に通える距離なら、
正直、迷わず実家暮らしを選ぶべきだと思います。
ただ、
・自立したい
・恋愛を楽しみたい
・自由に暮らしたい
という価値観の人には、合わない部分もあります。
大事なのは、“自分の人生にとって最適な選択をすること”。
私は実家暮らしを選んだことで、
心の余裕を保ちながら1000万円を貯めることができました。
あなたの生活スタイルや価値観に合わせて、
無理のない選択をしてほしいなと思います。


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