女性のいぼ痔って、本当に相談しづらいですよね。
男性同士ならネタっぽく話していることもあるけれど、
女同士だと恥ずかしくて言えない…という人が多いと思います。
私自身もいぼ痔を取りたいと思ったときに、体験談があまり出てこなくて不安を抱えたまま治療に進みました。
今回は、私(28歳・女性)が実際に受けた 輪ゴム結紮術 の体験談をまとめました。
同じように不安を抱えている方の参考になれば嬉しいです。
いぼ痔に気づいたきっかけ
私がいぼ痔の存在に気づいたのは、中学生か高校生の頃でした。
当時は何が起きているのか分からず、お尻に“ぷにぷにしたもの”があることだけが不安で、
母にこっそり確認してもらったのを覚えています。
もちろん、友達に相談できるわけもなく…。
この頃から、トイレのあとに“そっと中に戻す”という習慣が始まりました。
私の症状と日常生活への影響
幸いなことに大きな出血はなかったのですが、お腹を下しているときは特に痛みが強く、
日常生活でも気をつける場面が多くありました。
外出先の古いトイレにはウォシュレットがないことも多く、しっかり拭いてもなかなかスッキリしないまま過ごさなければならない日もありました。
さらに、洗面所に石けんが置いていないこともあって、清潔にしたいのに思うようにできず、気持ちが沈んでしまうこともありました。
そんな小さなストレスが積み重なって、「なんで私だけ…」と落ち込む日も正直ありました。
さらに、親しい人との関係の中でも、自分に自信が持てなくなる瞬間があり、いぼ痔が心のどこかでずっと引っかかっていました。
治療に踏み切れなかった理由
今回の治療に踏み切る前に、実は2年ほど前にも別の肛門科でいぼ痔を診てもらったことがありました。
そのときの医師からは「サイズも大きくないし、いぼ痔は再発のリスクもあるから、まずは座薬で様子を見ましょう」と言われ、1か月分の座薬を処方されました。
しかし、1か月経っても改善した実感はなく、そのときは気持ちが萎えてしまい、再受診には踏み切れませんでした。
さらに、診察が男性医師だったこともあり、見られることへの恥ずかしさや不安が強く、なかなか勇気が出ませんでした。
それでも今回もう一度治療を決意したのは、日常生活の中で不便を感じる場面が増えたことに加えて、自分の中でいぼ痔がずっと気がかりになっていたからです。
そして、これからワーキングホリデーで海外に行く予定があり、海外では日本のようにウォシュレットが普及していないと聞いていました。
「日本にいるうちに治療して、安心して旅に出たい」
そう思ったことが、今回の治療を決めた大きな理由です。
輪ゴム結紮術を決めるまでの流れ
実際に治療を受けた病院では、まず初診でいぼ痔の状態を診てもらいました。
診察では、お尻の中を指で触診したり、器具を使っていぼ痔を確認したりと、どうしても恥ずかしさを感じる場面がありました。
それでも、看護師さんがそばにいてくれたり、先生がこまめに声をかけてくれたりしたことで、少しずつ安心感が生まれました。
診察の結果、私の場合は 輪ゴム結紮術が適している とのことでした。
私自身は事前に「ジオン注射」という治療法を調べていて、そちらになるのかなと思っていたのですが、先生によると私のいぼ痔には向いていないとのこと。
・輪ゴム結紮術なら、処置した部分は再発しないと説明を受けた
・静脈麻酔を使う必要がない(私は静脈麻酔を使用したくなかったため)
この2つが決め手になり、輪ゴム結紮術が最適だと説明されました。
なお、この病院では 初診当日にそのまま処置を行うことはできない とのことで、治療は後日あらためて予約を取る形になりました。
私自身もすぐに決めきれなかったため、いったん持ち帰って考える時間をもらうことにしました。
輪ゴム結紮術当日
輪ゴム結紮術とは、治療したいいぼ痔の根元に専用の器具で輪ゴムをかけ、血流を止めることで、数日〜1週間ほどかけて自然に脱落させる治療法です。
当日は病院に来院し、診察台に上がって処置を受けました。
事前にネットで「救急車を呼びたくなるほど痛かった」という体験談を読んでいたこともあり、
正直、目が回りそうなくらい緊張していました。
それでも、体勢を整えてから輪ゴムをかけ終わるまで、10分もかからないほどの短い時間で終了しました。
私の場合はいぼ痔が1つで、比較的外側にあったこともあり、処置自体はスムーズだったようです。
輪ゴム結紮術の痛みはどれくらい?
輪ゴムをかけるまではまったく痛みはありませんでした。 しかし、輪ゴムをかけた瞬間に パチンと弾けるような鋭い痛みが走りました。
ただ、その瞬間の痛みは想像していたほど強烈ではなく、
「思っていたよりは耐えられそう」
と感じられる程度でした。
その後、先生から今後の過ごし方や薬の説明を受けている間に、じわじわと痛みが増してきましたが、それでも歩いて帰れるくらいの余裕はありました。
処置後にはその場で痛み止めを渡され、すぐに飲むように案内がありました。
この段階の痛みを10段階で表すなら、5くらいでした。
処置直後の状態と帰宅後の様子
処置後はお会計を済ませ、処方された薬を受け取るために薬局まで歩いて向かいました。 徒歩5分ほどでしたが、痛みを感じながらでもゆっくり歩けば問題なく到着できました。
ただ、薬局で待っている間に急に気分が悪くなり、立っていられないほどのめまいと吐き気が出てしまいました。 どうやら 迷走神経反射 を起こしていたようで、薬剤師さんに案内してもらい、しばらく休ませてもらいました。
少し落ち着いたあと、家族に迎えに来てもらい帰宅しました。 このときの痛みは10段階中 6くらい でした。
当日の過ごし方と痛みのピーク
処置当日は入浴が不安だったため、病院へ行く前に入浴を済ませておきました。結果的にこれは正解で、帰宅後は痛みが強く、入浴する余裕はありませんでした。
食事については、先生から「辛いものとお酒以外は普段通りで大丈夫」と言われていましたが、排便時の痛みが強いという体験談を多く見ていたため、便を柔らかく保つことを最優先にしました。 当日の夜と翌日の昼までは卵がゆを食べ、水分もこまめに摂るようにしました。
処置後に痛み止めを飲んだものの、帰宅後1〜2時間ほどで痛みが強くなり、10段階中9ほどの強い痛みが続きました。
数時間経つと一時的に痛みが落ち着き、寝起きは痛みが4程度まで下がることもありました。
しかし処方された座薬を使うと刺激があるのか、しばらくすると再び痛みが戻ることもありました。
術後1〜2日目の様子
翌日の朝も寝起きは痛みが軽く(10段階中3)、動き始めると痛み止めが切れて再び痛みが戻る、という状態を繰り返しました。
処置当日と違い、座る・寝転ぶ姿勢がつらく、基本的に立って過ごす時間が多かったです。 痛みは肛門周りがヒリヒリと焼けるような感覚で、痛み止めは効きにくく、横になって休むのが難しい程度の痛み(10段階中4)が続きました。
この日は不安もあり、入浴は控えました。
術後3〜4日目
3日目も痛み自体は大きく変わりませんでしたが、痛み止めで耐えられる時間が増えたため、近所の蕎麦屋で外食できるほどには回復しました。 後半は少し痛みが出てきましたが、食事は問題なくできました。
この日は湯船に浸かることもでき、少しずつ日常生活に戻れる感覚がありました。
4日目の朝、初めて排便がありました。 水分をしっかり摂っていたおかげか、柔らかい便で、想像していたより痛みは少なく排便できました。 そして何より、排便時にいつも出ていたいぼ痔が、この時点で まったく出なくなっていた のが大きな変化でした。
1週間後の経過観察
処置から1週間後の診察では、まだいぼ痔そのものは完全には壊死していませんでしたが、かなり小さくなっており、 「次の週には取れていそう」と言われました。
診察で肛門を広げられた影響で、その日と翌日は痛みが10段階中4ほどに戻りましたが、経過は順調とのことでした。
2週間後の診察
処置から2週間後の診察では、いぼ痔は完全に取れていました。 医師からは「今は取れた部分が傷のような状態なので、出血することはあるが、運動やお酒は再開して大丈夫」と説明を受けました。
この頃には、日常生活で痛みを感じることはほとんどなくなっていました。 ただ、処置した部分の皮膚が少し腫れており、肛門の一部がぷにぷにしているような感覚は残っていました。
受けて良かったのか
結果的に、私は輪ゴム結紮術を受けて本当によかったと感じています。
いちばん大きかったのは、排便後にいぼ痔が出てくるストレスから解放されたことです。 ずっと当たり前になっていた不快感がなくなり、 「トイレってこんなに気楽なものだったんだ」 と視界が開けたような気持ちになりました。
私の場合は、いぼ痔が外寄りにあったため処置後の痛みが強く出てしまいましたが、 本来、内側のいぼ痔(内痔核)は痛みを感じにくい場所にあるそうです。 そのため、多くの方は私ほど強い痛みにはならない可能性が高いと説明を受けました。
日常生活でいぼ痔の痛みや不快感に悩んでいる方は多いと思いますが、 そのストレスから解放されるだけで、心が本当に軽くなると感じました。
仕事復帰の目安
また、痛みのピークを経験して感じたのは、 「仕事復帰の目安は人によって違うけれど、保険として1週間あれば安心」 ということです。
私自身は、当日を含めて 4日間は休みが欲しい と感じました。 ただ、痛みの出方は個人差があるため、余裕を持って休みを確保しておくと安心です。
ブログでは書けない“リアルな部分”について
こここまでのブログでは、できるだけ読みやすく、
必要な情報に絞って書いてきました。
ただ、実際には
・処置中にどんなふうに進んでいったのか
・迷走神経反射で急に冷や汗が出て動けなくなった時のこと
・実際にかかった費用・処方された薬
・術後の排便や食事でどんなことに気をつけたか
・痛みの波や、日常生活に戻るまでの具体的な経過
・これから治療を受ける方へのアドバイス
など、ブログでは書ききれなかった“本音の部分”がたくさんあります。
これらの詳しい体験談は、
同じ悩みを抱えている方の不安が少しでも軽くなればと思い、
noteにまとめました。
▶︎ 詳しい体験談はこちら(note)
同じ悩みを抱えている方の不安が、少しでも軽くなりますように。


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